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院長ブログ

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まさか、明日の診察・・・

2022年11月3日 カテゴリー:

北名古屋市にある みやもと耳鼻咽喉科の宮本です。

 

今回は物語風でお届けします。

 

驚き・安堵・不安・絶望・疲労・安堵と気持ちのジェットコースター状態の12時間でした。

 

 

先日所用で京都に1泊行ってきたんです。

出発時点の天気予報では、気温と雨が降るかどうかくらいをチェックしましたが、

京都の天気予報しか見てませんでした。

服と折り畳み傘を用意して替えの服もそれほど用意せず軽装で出発しました。

 

用事を済ませて、そろそろ帰ろうかなと思った夕方くらいに愛知にいる子どもから電話が入りました。

 

「大雨で電車遅れてるよ。夜早くに電車止まるかもしれないよ。」

 

 

「???」

 

 

京都は、小雨で降ったり止んだりでしたので、愛知県の天気は、全くノーマークでした。

 

この子どもからの知らせの時は、今からもう帰るからまだ電車動いているうちに間に合うかなと楽観していました。

愛知県の在来線よく止まるから、そのことかなくらいに思って、最悪でも、名古屋駅からならタクシーで帰れるかなと…

 

 

この地下鉄乗れば京都駅に着くから、じゃあ新幹線を予約しようとスマートEXにログインしました。

今〇〇時だから、乗り換えこれくらいで✖✖時のならいいかと何の疑問もなく予約開始しました。

 

 

なんかいつもと画面が違うなと思いながら、京都駅の出発時間だけ見て、なんとか席が取れました。

しかし、予約取ってからまじまじと画面を確認したところ、

 

やっぱりいつもと違い、

 

「新幹線△△時発▲号 1時間遅れ」

 

と表示されていました。

 

 

「????」

 

 

やっと京都駅に着く直前になって、愛知県の在来線だけじゃなくて新幹線も遅れてることを認識しました。

 

しかしこの時点では、まだ新幹線の席取れたし、名古屋まで帰れると思ってました。

 

 

地下鉄の改札を出て、新幹線の改札まで来ると、なんか人混みが増えてました。

 

改札の手前に遅延の貼り紙が出ていたようですが、ササッと電光掲示板で予約した新幹線が上から3番目に表示されているのを確認できたので、人混みを尻目に、「並ばないで席取れててよかったぁ」と安堵して改札を抜けました。

 

 

そこには、初めて見る光景が広がっていました。

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学ぶ機会!

2022年8月22日 カテゴリー:,

北名古屋市にある みやもと耳鼻咽喉科の宮本です。

 

最近同じ方の講演を短い期間で3回聴く機会がありました。

 

永松茂久氏です。

 

ピンときた方は、多分読書家ですね。

そうです。

 

 

作家さんです。

 

 

売上部数は、ビジネス書1位だけでなく、

なんと2020年・2021年の2年で全書籍での総合1位を獲得!

なお2022上半期も1位を続けています。

 

 

そうです(2回目)

 

 

「人は話し方が9割」(株式会社すばる舎)

 

 

の著者です。

 

3坪のたこ焼き屋さんからスタートして、紆余曲折、現在はベストセラー作家として活躍、

人材育成や新しい作家を発掘してプロデュースなどされています。

 

1ヶ月間で3回聴くことになりましが、全く同じ話ではなく、

3回とも話に引き込まれて90分があっという間でした。

たくさんのことを学ぶことができました。

 

その中で心に刺さった言葉をいくつか

 

「生まれつきダメな人間はいない。

ダメな人間だと思い込んでいる人はいっぱいいる」

 

「ある山に登るのに1番早く登るにはどうすれば良い?」

「その山に登ったことのある人に道を尋ねれば良い」

つまり自分で1から始めるのではなく、経験した人・その道の達人に話をきけば良いと

 

 

しかし、直接話を聞く機会には限界がありますね。

じゃあどうすれば?

 

 

そうです。いろいろな本を読めば良いですね。

著者が経験した他の人にぜひ伝えたいエッセンスが本に書かれています。

本を読むことで、その著者の経験を短時間で得ることができます。

すると自分は、無知の状態から少し成長できます。

 

 

また、コミュニケーションにおける3つのコツ!!

 

否定禁止

相手あるいは複数の人・大勢の人との会話において否定されるかもしれないと思うとなかなか発言できませんよね。会社や公式な場なら尚更です。良い意見・発言を引き出すためには、絶対に否定されないという安心感のある空間作りが必要です。

 

笑顔でうなずく

無反応の相手に話を続けることは、難しいですよね。相手が自分の言葉に、うなずいて肯定的な反応をしてくれることによって、安心して話を続けることができます。

もちろん笑顔がより良いですね。

 

プラストーク

明るい前向きな話によって、人は元気になれます。

逆に否定的な話は、元気がなくなってしましますね。

 

これらの3つ、よく考えれば当たり前じゃないかと思ってしまいますが、

振り返ってみると、実践できていないことが多々ありませんか?

 

たくさんの学びを得た貴重な時間でした。

これから3つのコツを必ず実践していこうと誓いました。

 

みやもと耳鼻咽喉科では、仕事はもちろんですが、

このような人生における大切な学びの時間をとても大切にしています。

一緒に学びたいという常に向上心をお持ちの方を募集しています。

ご応募はこちらから

 

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耳鼻咽喉科専門医が勧める舌下免疫療法!

2022年4月25日 カテゴリー:,

北名古屋市にある みやもと耳鼻咽喉科の宮本です。

 

永らくお休みしていました院長ブログを再開したいと思います。

 

今年のスギ・ヒノキ花粉は、花粉症の皆さんにとっていかがででしょうか?

 

「いつもより楽だった」

「今年は辛かった」

「昨年までなんともなかったのに、今年突然症状が出た」

いろいろな方がみえると思います。

 

春の花粉について基本的なおさらいをしておきましょう。

 

現在、スギ花粉は終了し、ヒノキ花粉の飛散時期です。

ヒノキ花粉は、5月初旬くらいまでですので、もうピークは過ぎています。

そして次は、カモガヤというイネ科の花粉が、4月末から始まります。

イネ科は、いろいろな種類があり秋まで続きます。

つまり、年明け2月頃からスギで始まり→ヒノキ→カモガヤと連続していきます。

もちろん反応する方だけです。

 

さらにダニ・ハウスダストアレルギーの方も多いです。こちらの方は年中可能性があります。

 

さて、当院で力を入れている治療に、スギ・ダニの舌下免疫療法があります。

 

この治療法の最大のメリットは、体質を変えることによってスギ花粉症・ダニアレルギー を完治できる可能性があります

(ただし、効果については個々に違いますし、再発もあります)

 

スギ舌下免疫療法を行なっている患者さん達への効果は、診ていてとてもよかった印象です。今年は抗アレルギー薬を飲まずに、舌下の薬だけで過ごされた患者さんがみえました。

今後患者さんにアンケートをしていただき、当院患者さんの集計を出す予定です。

 

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注意! ヘルパンギーナ流行中!!

2021年8月29日 カテゴリー:

北名古屋市にある みやもと耳鼻咽喉科の宮本です。

 

北名古屋市でも連日コロナ感染の報告があがっていますが、早く日常に戻って欲しいですね。

 

当院では、受付後に自宅でウェブ問診をしていただくことで、発熱・風邪症状の患者さんに来院前に連絡をし、状態をより詳しく把握することで、院内・隔離室・駐車場と3カ所での診察に振り分けさせていただいております。

 

さて、最近保育園・幼稚園に通院中で発熱の子供さんに多いのが、夏風邪の一種である「ヘルパンギーナ」です。中耳炎で通院中に、鼻水・咳は落ち着いていたのに、突然発熱をして予定より早く再診されることが多くみられます。コロナウイルス 感染ではなく一安心ですが、やはり不安ですよね。

 

 

「ヘルパンギーナ」について少し解説します。

 

エンテロウイルスが、鼻や口などから体内に侵入し、血液中から全身に運ばれ、色々な症状を引き起こします。典型的には、突然発熱し、喉が痛くて食欲が減少します。熱性痙攣に注意が必要です。一般的には軽症ですが、時に食べれなくて脱水などで入院が必要になることもあります。

特徴としては、口の中ののどちんこの周囲と左右に赤い水疱(1〜2mm)が多数みられます。破れて潰瘍にもなります。

 

もしお子さんがかかってしまったら、一度懐中電灯で照らして口の中を見て、上記の特徴を知っておくと良いと思います。

 

治療としては、特効薬はなく、自分の体力・免疫力で自然治癒を目指します。発熱は2、3日で下がることが多いです。のどの痛みなどで食欲が減少しますが、小さなお子さんは脱水にならないようにこまめに水分摂取を頑張ってください。一般的にはそれほど危険な感染症ではありません。

 

手指から口に接触感染や飛沫感染でうつりますので、予防としては手洗いが重要です。

 

感染後の登園については、インフルエンザのように決まった基準はありません。熱が下がって、食事が通常通り食べられるようになり、元気になれば登園可能です。ただし、便中へのウイルスの排泄は1ヶ月ほど持続しますので、オムツ交換は注意が必要です。登園許可証については、それぞれの幼稚園・保育園に必要かどうか尋ねてください。

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「鼻血が出た時」こんな間違いをしてませんか?

2021年6月14日 カテゴリー:

北名古屋市にある みやもと耳鼻咽喉科の宮本です。

 

最近、暑くなってきましたね。

 

鼻血で受診されるお子さんが多くなってきました。

 

ご自身あるいはお子さんが鼻血の時、まずどのように行動されるでしょうか。

 

1上を向く

2寝て安静にする

3首を後ろにそらしてトントンする

4鼻の付け根を押さえる

5ティッシュを詰める

 

これらの行動は、残念ながら全て間違いです。

1〜3は、出てきた鼻血が喉に流れ込んでしまいます。吐き出せればまだ良いですが、万が一大量に飲み込んでしまうと、胃に溜まった血液によって気分が悪くなり、後で嘔吐する場合があります。

4は、鼻の付け根には鼻骨があり、いくら圧迫しても骨を押さえているだけで、出血部位には何も作用していません。

5は、ティッシュで血液を吸うことはできるかもしれませんが、反対にティッシュによって鼻粘膜に傷がついてしまい逆効果となることがあります。

 

では「鼻血が出た時」どうすれば良いでしょうか?

 

鼻血の約80%ほどは、鼻中隔の前下方の粘膜部から出ています。キーゼルバッハ部位と名前がついています。指で触れるくらいの範囲であり、子供の小さい指であればなおさら直接届いてしまいます。

つまり、下記のように鼻中隔の前下方を圧迫してください。

 

A.人差し指と親指で両方の鼻翼を押さえる方法

B.鼻血と同じ側の親指で鼻翼を内側の鼻中隔に圧迫し、手のひらを開いて、他の4本の指を出血と反対側のあごに当て挟む方法(母指圧迫止血法)

 

特にお子さんの場合は、Bの母指圧迫止血法をお勧めします。出血していない方の鼻が開いているので、圧迫している時も息苦しくないです。また、興奮して泣いていると血圧も高くなり、血が止まりにくくなりますので、落ち着かせて鼻を圧迫するようにしてください。

出血部位にもよりますが、コツは鼻翼を真横あるいはより顔側(本人の手前側)に圧迫してください。上手く出血点を押さえられれば、血の流出は止まり5〜10分程で止血できます。

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