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舌下免疫療法とは?アレルギーの原因である物質(スギ、ダニ)を含んだお薬を少量ずつ内服し、体を原因物質に慣らしていくことで、アレルギー症状を和らげたり、体質を改善する治療法です。 舌下免疫療法とは?アレルギーの原因である物質(スギ、ダニ)を含んだお薬を少量ずつ内服し、体を原因物質に慣らしていくことで、アレルギー症状を和らげたり、体質を改善する治療法です。

このような方におすすめします

  • 2~4月頃スギ花粉によるアレルギー症状がひどくお困りの方
  • 年中ダニによるアレルギー症状がひどくお困りの方
  • 飲み薬や点鼻薬を使っても症状が改善しない方
  • 飲み薬による眠気の副作用が強い方
  • お薬の量を減らしたい方
  • 手術治療(レーザーなど)を避けたい方

治療を受けることができる方

  • 5年以内の採血結果でスギ、またはダニアレルギーが
    陽性の方
  • 薬が舌の下で1分間保持可能な方

治療ができない方

  • 5歳未満の方、65歳以上の方
  • 近いうちに妊娠を希望されている方 現在妊娠中・
    授乳中の方
  • 重い気管支喘息の方
  • 癌や免疫系の病気のある方
  • ステロイドの内服や注射の投与をされている方
治療期間
3~5年続けることが推奨されます。

次の症状の改善が期待できます

  • くしゃみ・鼻水・鼻づまりの改善
  • 涙目・目のかゆみの改善
  • アレルギー治療薬の減量
  • 生活の質の改善

4年目で約6割の方が「ほぼ症状なし」の状態に

以下のデータ・グラフは、2018年のスギ花粉飛散のピーク時に、シダトレン(現シダキュアより低濃度の薬)で舌下免疫療法を行なって「4年目」(A)、「3年目」(B)、「2年目」(C)、「1年目」(D)の患者さんと花粉飛散初期より従来のアレルギー治療薬を内服開始した患者さん「初期治療群」(E)、未治療の患者さん「無治療群」(F)の6群において、ピーク時の状態全般(症状、生活や気持ちを含めて)を「晴ればれ」(スコア0)〜「泣きたい」(スコア4)の5段階の表情で回答を得た統計です。(日本アレルギー性鼻炎標準QOL調査票使用)
舌下免疫療法の4群(A〜D)は、初期治療群(F)や未治療群(F)より、スコア0・1の「ほぼ症状なし」以上が、多い結果でした。また、治療1年目(D)で約40%の患者さんが、また治療4年目(A)では、約60%の患者さんが、「ほぼ症状なし」以上の状態でした。

舌下免疫療法を終了しても、時間が経つとまた症状が出現する場合があります。
しかしその場合、舌下免疫療法を再開することで、以前よりも短期間で症状の改善が期待できます。

主な副作用★軽度の副作用が起こる確率は15%程です。

  • 口の中のむくみ、かゆみ、不快感
  • 喉の刺激感、不快感
  • 耳のかゆみなど

重大な副作用★アナフィラキシーショックの発生はきわめて稀です。

アナフィラキシーショックを起こすことがあります。突然の顔面蒼白、意識の混濁や全身の蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛、嘔吐などの消化器症状や息苦しさなどの呼吸器症状が見られましたら直ちに医療機関を受診してください。

  • 副作用の症状の多くは内服開始後1ヶ月以内に起こり、特に最初の1週間に症状が出やすいです。ほとんどの症状は、自然に軽快します。
  • 副作用の症状(のどの違和感、お腹の症状など)が続いてしまう場合、舌の下に1分間含んだ後、飲み込まずに薬を吐き出すことで副作用を軽減させる方法(吐き出し法)があります(効果は飲み込んだ場合と同程度と報告されています)。