難聴により困っているのは誰?
北名古屋市にある みやもと耳鼻咽喉科の宮本です。
難聴には、いろいろな原因がありますが、30代から始まっていると言われています。
加齢による難聴では、一般的に高い音から聞こえなくなってきます。(下図)
「ア」「イ」「ウ」など母音は、比較的低い音で音量が大きく、
「サ」や「タ」など子音の成分は音量が小さいです。
そのため、高音部の難聴によって会話中の子音が聞き取りにくくなります。
言葉の音はなんとなく聞こえてるけど、子音の部分が聞き取れず、
言葉として意味が理解できなくなります。
難聴のある方は、
「音」は聞こえるけれど「意味」がわからない
NHKのアナウンサーの話し方は理解しやすいけど、〇〇の話はわかりにくい
などと診察で言われます。
日常でこんな事がありませんか?
・テレビの音が大きいと家族に言われる
・会社の会議や習い事などで聞き取れない
・友達多数との会話がわからないため楽しめない
・意味が聞き取れないので、適当に頷いている
もちろんご本人には、難聴によって様々な不都合が生じます。
しかし、それだけでなくご家族も、あるいはご友人も困っている場合が多いと思います。
外来で補聴器を勧める機会が多々ありますが、
「私は、今は不自由していないから、まだ使わないで大丈夫です。」
と言われる事がよくあります。
しかし、ご家族が日常で不自由していて、
「治る病気であれば治療して欲しい。」
「治らないのであれば、補聴器を使って欲しい。」
と願っている場合が多いと思います。
ぜひ自分だけでなく、ご家族の負担も考慮して難聴に対する対策を考えましょう!
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